観光:モスタル旧市街地
モスタルはボスニア・ヘルツェゴビナにとっては重要な観光地となっており、鉄道や長距離バス、チャーター便などによって多くの国内、海外の観光客を受け入れている。スタリ・モストを中心とした旧市街はモスタルではもっとも良く知られた観光地である。
スタリ・モスト(Stari Most,「古い橋」)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市モスタルにある16世紀の橋で、市内を分けているネレトヴァ川に架かっている。
スタリ・モストは再建された翌年に当たる2005年に「モスタル旧市街の古い橋の地区」の名で、ユネスコの世界遺産に登録された。
登録に当たっては、その歴史的価値だけでなく、再建を経ることによって、多民族・多文化の共生や和解の象徴となったという側面も評価された。
1993年11月9日にスタリ・モスト橋は破壊されましたが、現在世界遺産に登録されている橋は ユネスコの支援を受けたトルコ企業によって再建されたものです。
参考ホームページ:スタリ・モスト橋
http://the.trip-u.com/13474
スタリ・モスト橋の上から水面までの高さは24m、水深は約6m程です、観光客目当てに25ユーロ(約3,400円)を払えば飛び込みのパフォーマンスを見せてくれます。
写真は今青年が飛び込む場面です。(2015年5月)
- 面積:1,175km2
- 標高:60m
- 人口:111,186人(2009)
- 人口密度:94.6人/km2
1878年から第一次世界大戦後の1918年までモスタルはオーストリア・ハンガリー帝国の支配下にあった。1881年にはモスタル・ドゥヴノ司教管轄区の中心地となり、1939年にはユーゴスラビア王国のクロアチア自治州の一部となっている。第二次世界大戦時、モスタルはナチスの傀儡政権であるクロアチア独立国の重要都市でもあった。第二次世界大戦後、モスタルはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の下、工業都市として開発が進められプラスティック、タバコ、ボーキサイト、ワイン、飛行機、アルミニュウム製品が製造されグラボヴィツァ(Grabovica)、サラコヴァツ(Salakovac)、モスタルなどのダムがネレトヴァ川に建設され水力発電が行われている。モスタルはこの間ユーゴスラビアの著名な工業、観光の中心都市であった。
基本情報の出所
http://ja.wikipedia.org/wiki/モスタル
http://ja.wikipedia.org/wiki/ボスニア・ヘルツェゴビナ
https://ja.wikipedia.org/wiki/スタリ・モスト